メモリ リークの解消などを行うために設計されたツールである。
この種のツールにつきもののパフォーマンスのオーバーヘッドはあまり発生しない。
Oracle WeblogicをインストールするとJRockit Mission Control が
使用可能となる。
しかし、WindowsサービスとしてWebLogicを起動してい場合や
ノードマネージャサービス経由でWebLogicを起動しているなどの場合は
WebLogicの実行ユーザがローカルシステムアカウントになり、
通常のユーザで実行したJRockit Mission Control(以下JRMC)
からはローカルプロセスとしては発見できなくなる。
<使用するためには>
WebLogicにJRMC監視用のTCPポートを明示的に開ける設定をすることで、
JRMCからそのポート指定で接続することができる。
WebLogic管理対象サーバの”起動オプション”に以下を追記すると
MissionControl画面に関連JVM表示されるようになる。(JDP)
-Xmanagement:autodiscovery=true,authenticate=false,ssl=false,port=7091
<Mission Controlの起動>
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。
JROCKIT_HOME\bin\jrmc.exe (Windows)
JROCKIT_HOME/bin/jrmc (Linux)
※複数の管理対象サーバがある場合、Localhost側の分は分かりにくい場合があるが
名前付きで新しいセッション(connect)を作成することが可能。
※リアルタイムの動作確認や時間指定(5分、10分など)の記録が可能。